
皆さんこんにちは!
ながまつ、更新担当の富山です。
🍉熊本のスイカ農家より~出荷前と交配中の現場から~
熊本でスイカを栽培している永松農園です。
いよいよ、今年も出荷の時期が近づいてまいりました!
今回は、出荷直前のスイカの様子と、交配中の雌花の様子を写真付きでご紹介したいと思います。
スイカがどのように育ち、どう出荷に向かっていくのか、少しだけ“畑の舞台裏”をお見せします。
🍉出荷直前のスイカたち
こちらが、いままさに収穫を待つスイカたちの様子です。
ずっしりとした重み、ツヤのある皮、張りのある表面。
手で叩くと「ポンッ」といい音が返ってくる、収穫サインのひとつです。
熊本の温暖な気候と、肥沃な大地、そして朝晩の寒暖差が、甘くてシャリ感のあるスイカを育ててくれます。
今年もおかげさまで、糖度・サイズともに安定しており、食べごたえ抜群の仕上がりになっています!
🌸交配中の雌花たち
一方で、次の世代のスイカづくりもすでに始まっています。
こちらは交配中の雌花の写真です。
スイカは、人工授粉(交配)によって確実に実をつけるため、毎朝早い時間から、ひとつひとつ手作業で受粉させています。
この作業がとにかく繊細で、タイミングを逃すと受粉に失敗してしまうことも。
特に雌花は、開花する朝の2~3時間ほどが“勝負の時間”。
農家にとっては、最も集中力が求められる大切な工程です。
受粉が成功すれば、10日ほどでしっかりと着果が確認でき、その後30~40日で収穫できるまでに成長していきます。
🍉想いを込めて、今日も一玉一玉
スイカは自然の力を借りながら、人の手によって丁寧に育てられる作物です。
私たち農家は、ただ甘いスイカを作るのではなく、
「あなたのおいしい!思い出に残るような一玉」を育てている気持ちで毎日向き合っています。
今年もたくさんの方々に、美味しい熊本のスイカをお届けできるよう、最後の仕上げに精一杯取り組んでまいります!
これから夏本番!
ぜひ、熊本の大地が育んだ美味しいスイカをお楽しみください♪
次回のブログもお楽しみに!🍉✨